ひとがひとを想う気持ちを絵にこめて。

似顔絵を描く醍醐味は、「言葉で飾らなくても、想いが伝わり、笑顔の贈り物を頂ける」というところ。海外で描いた時も、子どもからご年配の方まで、絵を見せた瞬間、その人らしい笑顔を見せてくれる。これが私へのご褒美です。お客様から、亡くなられたお父さんの若い頃のお写真から数十年後をイメージして描いてほしいという依頼があり、その似顔絵を結婚式でお母さんへプレゼントされ、号泣して感動してくださった事もありました。また、結婚式に直接出向いて式に参加された全員を描かせていただいたことなど、似顔絵には人のドラマが詰まっています。

平田不動産の「お客様感謝イベント」では、お客さまとの間に絆のようなものが生まれ、毎月のイベント時に足を運んでくださる方も増えました。おひとり、おひとりとの関係、このご縁を大切に、今後も繋がっていけたらいいなと思います。私は、絵を描いたり、制作したりする事で、イメージする世界を実現していけると信じています。

昨年はSDGsと福井をテーマにした絵本作りを高校生や大学生、様々な立場の方と行いました。最近では、テレビ局の企画として、海洋ゴミで巨大なアート作品を共同制作しました。2023 年2月1日〜JA福井駅の東口で展示していますので、訪れた際はぜひご覧ください。今後は、地球と人にとってエシカルな作品作りと行動に、一歩ずつ取り組んでいきたいです。